
所属部署も担当業務もそれぞれ違うスタッフたちがクロストークを開催。テーマは“ 『富山いすゞ自動車』のキャッチフレーズをつくろう ”。ファシリテーター・柳下さんの進行のもと、次々に飛びだす意見。なるほど納得なものもあり、目からウロコなものもあり…。はたしてどんなキャッチフレーズができるのか。
『富山いすゞ自動車』を支える6部署7名が集結

柳下さん:まずは、みなさんの所属部署と担当業務から聞かせてください。
澤田さん:部品部で部品管理をしています。弊社のお客様や外部の整備工場からの依頼内容にあわせて、トラックの修理などに必要な部品を検索・出庫・発注しています。
今井さん:販売業務部で営業さんの新車販売をサポートしています。具体的には、新車販売にともなう仕入計上、搬入手続、税額確認などがあります。
大谷さん:販売部で、その名の通り営業です。新車・中古車の販売や、それにともなう架装(※)の提案・手配をしています。
※ 貨物や用途にあわせて特殊な部品や装置を取り付けること
松村さん:総務部です。経理だったり、システム運用管理だったり、会社全体を後方支援する裏方的な業務をおこなっています。
蓬澤さん:保険部でおもに自動車保険を取り扱っています。営業さんが新車を販売したときや、お客様が事故に遭われたとき、サービス部と連携して各種対応をおこなっています。総務部と同じく裏方的な業務です。
宮下さん:サービス部で修理以外の全般を請け負っています。窓口に来られたお客様の要望を聞き、それにあわせて伝票を起こしてメカニックに渡し、作業が完了したら清算するというのが一連の流れです。
元田さん:サービス部でエンジニアとして、車検・法令点検、一般整備、修理をおこなっています。
あれも・これも・それも!部署自慢がとまらない?!

柳下さん:つぎに、みなさんの所属部署の雰囲気を聞かせてください。いいなと感じるところや、自慢したいところがあれば、そちらもぜひおねがいします。
澤田さん:部品部は若手とベテランの割合が半々くらい。人間関係が良好で仕事がしやすく、若手はベテランのサポートを受けながらどんどんスキルアップしていける環境です。
今井さん:販売業務部もスタッフの年齢層は幅広いです。でも、縦割りでピリッとした雰囲気はありません。みなさん穏やかで、それが仕事のしやすさにつながっています。
大谷さん:販売部は若手が私だけで、直近の先輩でもキャリアに10年ほどの差がありますが、みなさん、頼りがいがあって素晴らしい方ばかり。姓が大谷なので、「ショウヘイ!」なんて呼ばれてかわいがってもらっています(笑)。
松村さん:総務部は1階のワンフロアではなく2階の一室で業務をおこなっています。こぢんまりとした空間で、スタッフが8名なのでコミュニケーションがとりやすく、そんなところが気に入っています。
蓬澤さん:保険部は4名で私だけが20代です。他のみなさんは50代なのですが、保険部としてのキャリアは1年ぐらいずつしか違わないので、お互い協力しながら日々の業務に取り組んでいます。私はお姉さんのように接していて、みなさんは娘のようにかわいがってくださる。とてもフレンドリーな雰囲気です。
宮下さん:サービス部はいつも忙しいですね。納期を守るためなのですが、そういった環境に身を置き続けることで、どんなときも冷静に業務をこなせる力が習得できるのではないかと思います。
元田さん:エンジニアは40名ほどいて平均年齢が30代前半。若手が多く、毎日、和気藹々と業務に取り組んでいます。プライベートで遊ぶこともよくあって、ボウリングやカラオケに行ったりもするんですよ。
うらやましい、まねしたい、他部署のいいところ

柳下さん:ここまでお互いの所属部署の業務内容や雰囲気について聞いてきて、何か質問してみたいことはありますか。
澤田さん:販売部の大谷さんに質問です。大谷さんの1日の仕事の流れを知りたいです。私もお客様訪問をすることがあるので参考にしたいです。
大谷さん:基本的に、日中はお客様との商談で、夕方は会社での書類作成。場合によっては、夕方にお客様との商談をすることもあります。営業は就業時間がとくに決まっていないので、早めにあがったり遅くまでやったり、仕事の量にあわせて調整しています。私も質問いいですか?
柳下さん:はい、おねがいします。
大谷さん:部品部の澤田さんに質問です。部品部の方に部品を依頼すると、さっと出庫してくれる。トラックの部品ってすごくたくさんあるのに、どこに何があるかどうやって記憶しているんですか。
澤田さん:トラックの構成部品は数万点あり、一朝一夕には網羅できません。なので、よく出る部品から把握するようにしたり、品名を聞いても分からない部品は、先輩方に教えてもらったり、図面や写真を利用してお客様に確認をとったり。さまざまな出庫作業を積み重ねながら少しずつ記憶していくという感じですね。
柳下さん:澤田さんと大谷さん、お互いの業務に対して理解が深まったようですね。では、他部署のうらやましいところやまねしたいところはありますか。
元田さん:エンジニアは一年中屋外で作業するので、夏はめちゃくちゃ暑く、冬はめちゃくちゃ寒い! 年中快適な環境で仕事ができるみなさんがうらやましいです。
一同:(笑)
松村さん:総務部はずっと室内で快適です。でも外の空気が吸いたいときは、エンジニアさんがうらやましいです。
柳下さん:なるほど。蓬澤さんどうでしょう。
蓬澤さん:考えたこともなかったです。保険部は他部署とくらべて残業が少なめなところもいいと思ってます。
柳下さん:満足されているのですね。今井さんどうでしょう。
今井さん:販売業務部と販売部は場所が近く、雰囲気が伝わってくることがあるのですが、一人ひとりがお客様を抱えながらも、みなさん一丸となって目標を達成しようと奮起していて。そんなところを見るとステキだなと感じます。
各部署の視点で語りあう、会社のいいところ

柳下さん:では、話題を部署から会社に移したいと思います。みなさんが考える『富山いすゞ自動車』のいいところはどんなところですか。
澤田さん:新社屋になって部品庫に冷暖房やエレベーターが完備され、検索・出庫作業が効率的にできるようになりました。あとは、人間関係が良好なので相談などがしやすく、部署間の連携がスムーズにとれています。お客様との出会いがあるのもいいところですね。なかには食事やレジャーをご一緒するくらい、関係が深まった方もいらっしゃいます。
今井さん:いろいろな年齢層の方がいらっしゃるので、新たな価値観に触れて刺激が得られることがいいなと感じます。女子更衣室が広くて休憩ができること、トイレがキレイで気持ちよく使用できることもありがたいですね。
大谷さん:1点目めは人間関係のよさ。他部署と仕事をすることがあるのですが、みなさんいい方ばかりで、連携・協力がとてもしやすいです。2点目は研修制度のよさ。入社後、半年間の研修で各部署の業務を勉強させてもらった経験が、営業の仕事にとても役立っています。3点目は給料のよさ。とくにボーナスは結構もらえているのではないでしょうか。
松村さん:私も3点挙げました。まずは、新しい設備。キレイになっただけでなく、女子更衣室など旧社屋になかったものができて快適性が向上しました。つぎに、人のためになる仕事。物流という生活に直結する仕事を支えられていることに誇りを感じています。そして、部署ごとの連携。部品部と販売部がつながったり、保険部がスタッフ同士で助けあったり、みなさんの話から部署内外で連携がはかれていることを知り、素晴らしい環境だと再確認しました。
蓬澤さん:みなさんがおっしゃったように、部署はもちろん性別・年齢関係なく雑談も含めて話ができ、仕事がしやすいと感じています。また、今井さんがおっしゃったように、女子更衣室が広くなったこと、トイレがキレイになったことはありがたいですね。旧社屋は和式トイレがひとつしかなかったので。
宮下さん:私は休みがとりやすいところです。子どもや家族の体調不良など、想定外の事態が起こったときでも、すぐに休めるのは大きなメリットだとおもいます。
元田さん:人間関係が良好なところは私も納得です。あとは、宮下さんがおっしゃったように休みがとりやすいところではないでしょうか。誰かがいなくても全員でカバーする体制が整っているので、そういった意味でも休みがとりやすいですね。
チームワークを発揮して、目指せ!キャッチフレーズの完成

柳下さん:みなさんが挙げてくださったいいところをふまえて、『富山いすゞ自動車』のキャッチフレーズをつくってみたいと思います。よく聞かれたのが人間関係の良好さや新社屋の設備の充実度でした。
宮下さん:う~ん、「いつでも休める『富山いすゞ自動車』」とか?
一同:(笑)
柳下さん:休暇制度など福利厚生が充実しているというのは確かにいいところですね。他に、気になった要素やキーワードはありますか。
松村:コミュニケーションがとりやすい、風通しがよいなど、いろいろな部署が連携しあって仕事をしているということが伝わればいいのではないでしょうか。
大谷:松村さんがおっしゃったことにつながりますが、人間関係の良好さはやはり推したいところですね。澤田さんがおっしゃったお客様との出会いというのもなるほどと感じました。お客様一人ひとりを大切にしているというニュアンスがどこかにくわわればいいのですが。
宮下:人間関係が良好とか、素晴らしい出会いがあるとか、そういうところにフォーカスするべきかもしれませんね。
その後もいろいろな意見やアイデアが出され、ときに自由闊達に、ときに和気藹々と、クロストークは進行。柳下さんのサポートもありつつなんとかまとめ完成させたのは……
最高の人と仕事と職場に出会える『富山いすゞ自動車』
ボードに書かれたキャッチフレーズを眺め、7名はどこかほっとした様子。最後はお互いに温かな拍手を送りあい、笑顔でクロストークを終えた。